
宿ではなく、Commons
Årc yakushimaは、Commons Economyの実践拠点。
ひとびとが「自ら然しく、表現する」ために、自然、アート、日常の営みを、共有の資産(Commons)として社会に適した形で現していく活動をしています。ここでの滞在は、その循環に加わることです。
自ら然しく、表現する。
美しい自然の中にあるとき、わたしたちは何にも囚われのない、 自然体の自分になる。
何かの役割を負っていたり、急いでいたり、自分を大きく見せたり、小さくしたり。都市のモードを少し置いて、ただありのままになる。その自分に湧きあがってくるものを、ただそのまま表現する。
それは一人ひとりが生み出すアートになる。都市に生きるひとが、自然体の表現者となっていく。そう生きていくひとのための場をつくりたい。そんな想いから、この場所がつくられはじめました。
そしてÅrcもまた、わたしたちのアートです。
CORE PHILOSOPHY
WHY COMMONS ECONOMY
市場原理のなかで、
失われていくものがある。
観光、住まい、働き方、移動、自然環境、地域のつながり。それらをすべて市場原理に委ねると、便利さや収益の裏側で、暮らしや土地の美しさ、豊かさが失われていくことがあります。
Årcは、それらをコモンズという価値観をベースに事業とすることで、持続可能性を高め、自然体でありやすい社会の風土を耕したいと考えています。
Co-Owner & Co-op
Co-Owner による
協働組合型経営をしています。
学びと変容の旅 Transformative Trip®をデザイン、提供している。組織開発、人財開発コンサルタント、プロコーチとしての活動は長く19年目。過去には分子生物学の研究者をしていたこともある。
東京屋久島計画として、2021年からÅrcのプロジェクトをスタートする。
村上 卓
Transformative Trip®デザイナー / 組織人財開発コンサルタント

地球をお金のいらない世界へとアップデートするために、様々な営利非営利活動をしています。 #自律分散 #循環 #重なり合い #持続可能 #組織 #経営 #不動産 #貨幣 #金融 #経済 #政治 #民主主義 #地方創生 #コミュニティ #ブロックチェーン #web3 #DAO
武井 浩三
社会活動家 / 社会システムデザイナー

「共にファシリテーションし合う世界をつくる」をビジョンに活動しています。学び合い、出来事が生まれる場をつくること。そんな場をつくる仲間を増やすことが生業です。
渡邉 貴大
ファシリテーター

人と地球を愛し、その可能性をひらくことに関心がある。金融財務及び経営などエネルギーの専門家でもある。日本及びオーストラリアで複数の会社経営に携わり、人・組織・地球に命を吹き込み、Regenerativeな社会を創造する活動を展開している。東京在住。
鈴木 宏和
Regenerativeシ ステムデザイナー

Join the Circulation
Stay as Co-Resident
滞在が、コモンズに循環する。

あなたも、Årcでリトリートの時間を過ごしてください。ここに滞在することは、部屋や設備を利用したり、サービスを受けることではありません。あなたが支払うお金も、Årcというコモンズを維持したり、アーティストを支援したり、地域でのCommons Economyの実践を続けていくための循環に加わります。
そして、関わり方はお金だけではありません。誰かと食事や車をシェアすること。庭や畑を少し手伝うこと。知識や経験を分かち合うこと。共有の空間や 道具を、次の人のために整えておくこと。自然体の自分で都市へ帰り、日常で何かを少し変えること。
そうした小さな関わりの積み重ねは、Årcや地域を「利用し、消費される場所」ではなく、共につくり、支えられるコモンズにしていきます。

交流が生まれるシェアドキッチン&ワークスペースです。

コモンズを流れる川音が聴こえます。川上のデッキで過ごしたり、川に入ることもできます。

フォレストビューシングルルームからは、山や森をそばに感じることができます。
Commons in Practice
私たちのプロジェクト
Årcは、思想を掲げるだけの場所ではありません。住まい、清掃、移動、地域通貨、アート、国際的なネットワークなど、屋久島の具体的な課題からCommons Economyを実践するプロジェクトを進めていきます。
Local Coop Housing
外国人ツーリストの増加や、東京からの直行便就航が見込まれている中、住宅の宿泊施設化が急加速しています。元々の課題としてあった住宅不足がさらに進行しています。働き手や子育て世代が住む場所がなければ、地域も観光も維持できない町になる道に向かっている。その強い危機感があります。
この状況へのアプローチとして、地域住民や事業者、地域外の共感者で協同組合を組成し、地域の暮らしを維持していくための賃貸集合住宅をつくるというプロジェクトです。
Cleaning Coop
前述のように、住宅の宿泊施設化や宿泊事業者の増加により清掃需要が増し、採用競合が急加速しています。これは結果として、他業種を含めた賃金上昇や、採用難につながり、地域に必要な事業者の持続可能性にも影響する問題に発展します。
多数の宿泊事業者と清掃の働き手で清掃を担う事業協同組合をつくり、競争ではなく協力し合う関係のもとで、持続可能で安定した仕事の需給を実現する仕組みをつくるプロジェクトです。
Mobility Commons
都市とは異なる島の公共交通について、不便さを感じるツーリストの声があります。また、車が運転できなければ、地域の高齢者等の移動の難しさにもつながることです。しかし、ドライバー不足や、設備投資の回収、テクノロジーへの適応など対応が難しい、島の事情という面もあります。
地域住民の自家用車やその移動機会をコモンズとして捉え、ライドシェアできれば、既存交通は容易に補完することができる問題だと思います。
Local Currency
野菜や魚を贈ったり、手を貸したり、貨幣を介さないギフト経済は、島にある文化です。しかし、島内で生産されない多くのものは島外から輸入することになり、地域内で貨幣循環せずに島外に流れやすい構造にもあります。そして、島外からの物流が途絶えると、危機的な状況となり、実際に物資輸送の要のフェリーの維持困難という問題も顕在化しています。
島内での貨幣の循環を促すアプローチとして、島内の有志事業者を起点に始まった地域通貨による経済循環のプロジェクトです。
Sauna Coop
Årcの土地を共有して建設中だったRegenerative Sauna。しかし、主体事業者の経営状況により計画が頓挫しています。かねてより地域住民の方や、Co-Residntのみなさんからのサウナ完成への要望や応援の声を聞く中で、計画がなくなることの残念さを私たちも感じています。しかし、現在のわたしたちにはサウナを建設し、管理・運営するリソースが十分にありません。
そこで、地域の人たちを中心に、パブリックサウナを共同管理する協働組合をつくり、実現しようというプロジェクトです。
New Commons Ground
Årcには「コモンズ」について共感してくれる素敵な人たちが、国を越えて訪れてくれます。その出会いをとても幸せに感じています。その素敵な人びとが集い、共に新たなコモンズをつくれるとしたら、どんな創造が生まれるだろうか。きっとこの世界に必要な、素晴らしい場所になるに違いないと信じています。
Årcで出会ったCo-Residentと、世界のどこかに新たなコモンズ実践拠点をつくるプロジェクトです。
Articles
Notes from Årc
Årcでの日々の実践、失敗、学び、問いをもちながら、少しずつ形を変えています。
LOcation
地域環境と交通アクセス
島のちょうど真南。静かで、暖かく 、リトリート滞在に適した場所です。移住される方が多い地域でもあります。近くにはカフェや居酒屋、野菜の直売所、車で5分程のところに尾之間温泉や平内海中温泉、スーパーなどもあります。
アクセスは屋久島空港より車で約35分、バスで約1時間(最寄バス停「恋泊」から徒歩約6分)。宮之浦港、安房港からもバスでアクセス可能です。












